屋根の勾配と屋根材の関係

屋根の勾配とは、傾斜(屋根の傾きの角度)のことを言います。

屋根勾配は雨水を効率よく流すために必要で、勾配の数値が上がるほど傾斜が急になります。
急勾配 6寸以上の傾斜
雨漏りのリスクが少なく、収納などで屋根裏を利用することができる反面、屋根面積が大きくなるため、風にあたる面積も大きくなり台風性が下がります。
屋根足場が必要となるため、新築時やメンテナンス時にかかるコストが高くなります。
6寸勾配の屋根と屋根足場
並勾配 3寸~5寸程度の勾配
日本で最も普及している一般的な屋根勾配。デザイン性や水はけも申し分なく、ほとんどの屋根材が使えるなど利点が多いです。広く普及しているので雨漏りなどのトラブルにも対応するためのノウハウが多いのも安心です。屋根足場がなくても施工できるためコストは安くなります。
4寸勾配の屋根

緩勾配 3寸勾配以下の屋根
面積が小さくなだらかなので風の影響を受けにくく施工もしやすいためコストが抑えられる。急勾配の屋根に比べると雨漏りのリスクは高くなります。また使用できる屋根材も限られてきます。

1.5寸勾配の屋根

屋根勾配は屋根材によって必要な勾配が決まっています。代表的な屋根材でいうと、
金属屋根は1寸勾配が最低勾配とされています。
スレート屋根は3寸勾配が最低勾配とされています。
瓦屋根は4寸勾配が最低勾配とされています。
最低勾配は雨漏りのリスクを回避するために決められています。
雨漏りのリスクが低く、屋根足場の追加費用のかからない3.5~5寸勾配の屋根が最も普及している理由かも知れません。
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