瓦屋根は漆喰のメンテナンスが必要です

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こんにちは!あんじょう屋根守りレスキュー隊です。

瓦屋根というと、「瓦は耐久性が高いから、あまりメンテナンスが必要ない」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、瓦そのものは耐久性が高く、長く使用できる屋根材のひとつです。しかし、瓦屋根だからといって、屋根全体のメンテナンスが必要ないわけではありません。

瓦屋根には、瓦を固定したり、雨水の浸入を防いだりするために「漆喰(しっくい)」が使われています。
今回、現地調査を行ったお住まいでも、屋根の漆喰に劣化が見られました。

写真のように、漆喰が剥がれている状態をそのままにしておくことはおすすめできません。

では、なぜ漆喰は劣化するのでしょうか?

漆喰はなぜ劣化するの?

漆喰は、屋根の一番高い部分にある「棟(むね)」などに使用されています。屋根の上は、日常的に雨や風、紫外線、気温の変化などの影響を受けています。長い年月が経つと、こうした自然環境によって少しずつ漆喰が劣化し、ひび割れたり、表面が崩れたり、最終的には剥がれ落ちたりすることがあります。

特に注意したいのが、漆喰の劣化は地上からでは気づきにくいことがあるという点です。
屋根を見上げてみても、瓦そのものはきれいに見えるため、「屋根はまだ大丈夫」と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際に屋根の上に上がって確認すると、漆喰がひび割れていたり、剥がれていたりすることがあります。

漆喰が剥がれたままだとどうなる?

「漆喰が少し剥がれているだけなら、すぐに問題になるわけではないのでは?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、劣化の程度や屋根の状態によって必要な対応は異なります。

ただし、漆喰の劣化を長期間放置すると、雨水が入り込む原因になったり、内部の土が流れ出たりする可能性があります。
また、劣化が進んで漆喰が大きく剥がれてしまうと、瓦を固定する力が弱くなり、瓦のズレなどにつながることもあります。
さらに、剥がれた漆喰や屋根材の一部が落下する可能性もあるため、屋根の状態によっては早めの確認が必要です。

大切なのは、「漆喰が剥がれている=すぐに屋根全体を工事しなければならない」と考えることではありません。
まずは現在の状態を確認し、どの程度劣化しているのかを把握することが大切です。

瓦屋根の漆喰は定期的に確認しましょう

瓦自体の耐久性が高くても、瓦を支えている部分や周辺の部材が同じように長持ちするとは限りません。
そのため、瓦屋根のお住まいでは、瓦の割れやズレだけでなく、漆喰のひび割れや剥がれなども確認することが大切です。

特に、
・屋根の漆喰が剥がれているように見える
・屋根から白いものが落ちてきた
・瓦がズレているように見える
・以前から屋根のメンテナンスをしていない
・築年数が経っている
このような場合は、一度屋根の状態を確認してみることをおすすめします。

ただし、屋根は高所であるため、地上から確認できる範囲には限界があります。「自分で屋根に上って確認してみよう」とするのは大変危険です。
気になる症状がある場合は、専門業者に点検を依頼し、安全な方法で屋根の状態を確認してもらいましょう。

大切なのは「悪くなってから」ではなく「悪くなる前」の確認

屋根のメンテナンスは、問題が大きくなってから行うよりも、早い段階で劣化に気づいて適切な対応をすることが大切です。

漆喰の小さなひび割れや一部の剥がれなど、比較的軽い段階で状態を確認できれば、必要な補修について検討することができます。
反対に、長期間放置してしまうと、漆喰だけでなく周辺の部分まで補修が必要になる場合があります。

「瓦だから大丈夫」と思ってしまいがちな瓦屋根ですが、長く安心して暮らすためには、瓦以外の部分にも目を向ける必要があります。

今回ご紹介した写真のように、漆喰の剥がれは屋根からの大切なサインのひとつです。

普段なかなか見ることのない屋根だからこそ、気づかないうちに劣化が進んでいる可能性もあります。

ご自宅の屋根について「最近、点検していないな」「漆喰の状態が気になるな」という方は、この機会に一度、屋根の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

大切なお住まいを長く守るためにも、「まだ大丈夫」と放置せず、早めに状態を知っておくことが屋根のメンテナンスでは大切です。

 

 

 

 

 

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