屋根カバー工法のよくある失敗例は?対策もご紹介!


こんにちは。
あんじょう屋根守りレスキュー隊です。



屋根カバー工法は、工期が早くて葺き替え工事よりも費用を抑えられることから、屋根リフォームの中でも、よく利用される工法のひとつです。
ただ、屋根カバー工法が適さない場合もあり、失敗してしまったというケースもあります。

そこで、今回は屋根カバー工法のよくある失敗例や、屋根カバー工法がおすすめではないケースについて解説します。
さらに、後悔しないための業者選びのポイントに加え、失敗しないために押さえておきたいポイントについても見ていきましょう。


屋根カバー工法のよくある失敗例



屋根カバー工法のよくある失敗例は以下の通りです。

・屋根材が風で飛ばされた
・雨漏りが改善されなかった
・太陽光パネルが設置できなくなってしまった
・部分修理ができなくなってしまった
・屋根勾配がカバー工法に適合していなかった


ここでは、屋根カバー工法のよくある失敗例について詳しく見ていきましょう。


〇屋根材が風で飛ばされた

屋根カバー工法の施工不良により、台風や強風が発生したときに屋根材が飛ばされるトラブルがよくあります。
とくに、高台地域や沿岸など、風が強いエリアでは屋根材に負荷がかかってしまうので注意が必要です。
耐風性能が高い屋根材を選んだり、張り方に注意したりすることで対策できます。


〇雨漏りが改善されなかった

屋根カバー工法でリフォームしたものの、雨漏りが改善されなかったという失敗例があります。
屋根カバー工法は既存屋根の上から新しい屋根材を被せる工法です。
既存の屋根のトラブルを見落としていたり、施工方法に誤りがあったりした場合は、雨漏りを根本的に改善できないことがあります。


〇太陽光パネルが設置できなくなってしまった

既存屋根の上から新しい屋根材を設置する屋根カバー工法の場合、太陽光パネルの固定が難しくなり、設置できないケースがあります。
すでに太陽光パネルを設置している場合や、将来的に設置を検討している場合は、施工業者に屋根カバー工法で問題ないか事前に確認しておきましょう。


〇部分修理ができなくなってしまった

屋根カバー工法を行うと、部分的な修理ができないことがあります。
屋根カバー工法では、屋根材同士を強固に固定する必要があり、一部だけを剥がして修理できないケースがあるためです。
万一、修理が必要になった場合は、部分的な修理ができず修理費用が高額になることを留意しておかなければなりません。



〇屋根勾配がカバー工法に適合していなかった

屋根カバー工法を行うことで、屋根の勾配が少なくなり、雨漏りが発生するリスクが高まることがあります。
勾配が少ない屋根にカバー工法を行うと、さらに勾配が少なくなってフラットに近くなることから、雨の流れが悪くなります。

とくに2.5寸勾配以下の屋根は雨漏りのリスクが高くなるので、縦葺きで施工してもらいましょう。

屋根カバー工法がおすすめではないケース


屋根リフォームで人気のある屋根カバー工法ですが、必ずしもすべての屋根にカバー工法が適しているわけではありません。

ここでは、屋根カバー工法がおすすめではないケースについて解説します。


〇下地が劣化していた

既存の下地が劣化していた場合、屋根カバー工法は適していません。
下地が劣化している屋根にカバー工法を施工しても、屋根材がしっかりと固定されずにずれたり、剥がれたりすることがあります。

さらに、屋根材がずれるだけでなく、劣化した下地から雨水が浸入して雨漏りが発生するケースも少なくありません。
こうした場合は、屋根カバー工法ではなく葺き替え工事を検討することをおすすめします。


〇すでに屋根から雨漏りしている

屋根から雨漏りが発生している場合も屋根カバー工法はおすすめではありません。
雨漏りが発生している場合は、下地が腐食したり劣化している可能性があるので、屋根カバー工法を行っても根本的な改善にはなりません。

また、すでに屋根から雨漏りが発生しているにもかかわらず、カバー工法を行うと、雨漏りの発生個所や原因の特定に時間と手間がかかり費用がかさんでしまいます。

雨漏りが発生している場合は、カバー工法ではなく葺き替え工事を検討しましょう。


〇屋根材の劣化が激しい

既存の屋根材の劣化が激しい場合もカバー工法ではなく葺き替え工事を検討することをおすすめします。

既存の屋根材が経年劣化等で傷んでいる場合、カバー工法で新しい屋根材を被せると、建物全体に大きな負担がかかることがあります。
あとから修理やメンテナンスをするとなると、費用がかかってしまうので最初から葺き替え工事を選択したほうが、結果的にお得になるケースもあるでしょう。


〇すでにカバー工法で施工している

過去にカバー工法で施工している場合は、再度カバー工法はできません。
カバー工法が施工できるのは一度限りであり、再度メンテナンスが必要になった場合は、葺き替え工事を行う必要があります。

中古物件を購入して、すでに屋根カバー工法が施工されているかわからない場合は、施工業者に確認してもらいましょう。


屋根カバー工法で後悔しないための業者選びのポイント

カバー工法を検討しているものの、どの業者に依頼すればいいか分からない方も多いでしょう。
ここでは、カバー工法で後悔しないために押さえておきたい業者選びのポイントをご紹介します。


〇屋根カバー工法の実績がある業者を選ぶ

屋根カバー工法の実績がある業者を選ぶのがおすすめです。
昨今は公式ホームページやSNSなどで施工実績を公開している業者も多くなっています。
屋根カバー工法の実績があるか確認することが大切です。

また、ホームページやSNSなどを見ると会社やスタッフの雰囲気も知ることができます。


〇相見積もりを取る

複数の業者に見積りを依頼して、相見積もりを取ることが大切です。
同じ施工内容であればほとんど価格差が生じることは少ないです。

ただ、他社と比較して見積金額が極端に低い場合は注意が必要です。
相場よりも低い金額の場合、必要な材料や工程が省かれていたり、グレードの低い建材が使用されていたりする可能性があります。

相見積もりを取ることで、適正価格を把握することができ、極端に安い手抜き業者を見極められるといった利点もあります。
相見積もりの歓迎業者も多いので、相談する段階で相見積もりを希望している旨を伝えておきましょう。


〇見積書の内容が明確

見積書の内容や価格が明確かどうかもチェックすることが大切です。
工程や使用する屋根材の種類が細かく記載されている見積書であれば、どういったことにどれだけの費用がかかっているのかわかるので安心して信頼できるでしょう。

見積書によっては、「一式」とだけ記載されていて、どの工程にどれくらいの量、時間がかけられているのかが不明瞭なケースがあります。
見積りの内容が不明瞭な場合は、余分な費用が計上されている可能性があるので注意が必要です。


〇アフターサービスが充実している

屋根カバー工法の施工が終わったあとのアフターサービスが充実しているかどうかも確認しておきましょう。
施工不良などでトラブルが発生した場合でも、アフターサービスが充実していれば安心です。

また、保証制度を設けている業者に依頼することをおすすめします。
事前に保証期間や保証の範囲なども確認することが大切です。



屋根カバー工法で失敗しないためのポイント

ここでは、屋根カバー工法で失敗しないポイントとして、以下の3点について解説します。

・外壁塗装と同時施工する
・火災保険が適用されるか確認する
・カバー工法以外のリフォームを検討する


〇外壁塗装との同時施工を検討する

外壁塗装と屋根カバー工法を同時に施工することで、全体の工事費用を抑えられます。
というのも、外壁塗装と屋根カバー工事はいずれも足場の設置が必要であり、それぞれ別々に工事を行った場合は、2回の足場代がかかります。

しかし、外壁塗装と屋根カバー工事を同時に施工すれば、足場代が1回で済むので工事費用を抑えることが可能です。


〇火災保険が適用されるか確認する

台風や強風で飛来物が屋根に当たって破損した場合や、雹や雪で屋根が壊れてしまった場合は火災保険が適用される可能性があります。
被害発生から3年以内であれば、火災保険の申請が可能であり、火災保険が適用されれば、自己負担を抑えることができます。

なお、火災保険が適用されるかどうかの最終判断は保険会社が行います。
まずは、施工業者と保険会社に相談しましょう。


〇カバー工法以外のリフォームを検討する

先述の通り、屋根カバー工事を実施しようとしても、おすすめではないケースや、そもそも屋根カバー工法で施工できない場合があります。

施工業者に予算や希望を伝えたうえで、屋根カバー工事以外のリフォームについても提案してもらうのがおすすめです。
屋根カバー工法で修理したものの、すぐにメンテナンスが必要になり結果的に費用がかさんでしまう可能性もあります。
その場合、最初から葺き替え工事で対応したほうが、経済的負担を抑えられます。

後々後悔しないためにも、まずは優良業者に屋根を点検してもらい、予算や希望に合う施工方法を提案してもらいましょう。


まとめ

屋根カバー工法は屋根リフォームの中でも、多く採用されている工法のひとつです。
ただ、すべての屋根におすすめというわけではありません。

既存の屋根材や下地の劣化が激しい場合は、カバー工法ではなく葺き替え工事を選択する必要があります。

屋根カバー工事で失敗しないためにも、屋根の専門業者にしっかりと点検してもらい、希望や条件に合う最適な施工方法を提案してもらうことが大切です。
今回ご紹介した失敗しないために押さえておきたいポイントや、業者選びのコツをぜひ参考にしてみてください。



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